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色々考えましたが5月もてらこやは開けておきます
2020年04月26日 [Default]
外の日差しはいよいよ強く温かくなり、新緑も目にまぶしい季節になってきっましたが
みんなの願いもむなしく、
「コロナウイルスパニック」はいよいよ混迷を深めるばかり
ついに奈良県にも「緊急事態宣言」が・・・

それでも、世間の批判を恐れずに言うなら
私自身はウイルスの惨禍よりも世界的な社会的パニックのもたらす
被害の方がどんどんおおきくなっているように思います
新規感染者や死者の数、そしてその死者の死にまつわる悲しみが
それが芸能人だったりするととりわけセンセーショナルに報道されますが
それでも、厳然たる事実として
この騒動の前も、こんなに騒動が大きくなってしまった今も
インフルエンザ、自殺、交通事故で亡くなっている人の方が
はるかに多いのです
ただ、その事実にはほとんどの人々がフォーカスしないだけで

どんな理由だろうと、自分の大切な人が亡くなるのは辛いです
だから人はそれをいつも恐れています
もちろん私も

でも、いずれかならず人は死にます

どんな権力者であろうと、善人であろうが極悪人であろうが
これほど平等なことはありません

私はそもそも元来心配性で、
小さなこどもが犠牲になる犯罪や、交通事故や、航空機事故
ありとあらゆるニュースを耳にするたび
どうもそれを遠くで起こっている他人事とは思えず
心の安定を図るためにいつもいつも葛藤してきました
そういうタイプのひとなので
こどもが毎日家を出て、無事に帰ってくるかはいつも心配ですし
ましてや宿泊を伴う行事への参加や、
お友達のところへ泊まりに行くことさえも
本当は心配で心配でたまりません

でも、だからといって、
こども達を家に閉じ込めておくわけにはいかない
なので、リスクを引き受けて生きていくしかない
いつもそうやって自分の心をなだめてきました
今回の騒動で
私は改めて自分がそうやってきたことに気づきました
だから今回もいつも通りそうしているだけなのだなあと

過去のスペイン風邪の大流行などの歴史をみても
一旦拡がってしまったウイルスを除去することは不可能です
スペイン風邪のときも、今よりもっと厳しく行動が規制されたにも
関わらず、結局は感染が十分にひろまって、その人々に免疫がつくこと
でしか収束しなかったようです

今回のコロナも、結局のところはそうなのだろうと
私は思っています
でも、医学の進歩によりスペイン風邪の頃とは違うところもあります
スペイン風邪での死亡者の死因は今回と同じく肺炎だったそうですが
ウイルスそのものが肺炎を起こすのではなく
合併症的に起きる細菌性肺炎が死因だったようです
当時は抗生物質はまだありませんでした
でも今はあります
抗生物質はウイルスには無効ですが細菌には有効です

今回のコロナウイルスも
重症化の原因はウイルスに感染した細菌が引き起こす肺炎である説
があるようです
その細菌は、こどもには少なく、高齢者や肥満者の腸内に多く存在するそうです
そしてその細菌にターゲットを絞った抗生物質の投与で、大変良好な治療実績があがっているようです
そしてその抗生物質は、長年臨床で使用されてきた物であり
高価でもないそうです
但し、この治療法が普及するには、政治的な壁があるようです

もちろん、まだわかっていないことも多いだろうし
このようなときには、真偽不明な情報が玉石混淆です

でも、もし、今、自分の意思によって治療法を選択することが可能な
自分の身近な人が罹患したら
私はこの治療法を選ぶだろうという程度には明るい希望を持っています

色々つらつら書いていますが(^^;)
もちろんこれはわたしの私見です

話が長くなりましたが、考えに考えましたが

てらこやは5月も通常運転します!!

こどもたちの勉強や塾、各種習い事は、
そもそも生命維持だけに関して言えば
「不要不急」です
でも、こどもたちが今こどもでいる時間は二度と戻ってこない
そんな時間に自分以外の人間を全てウイルス扱いして
ただただ怯えて引きこもることを続けるのは
こどもたちの精神にとっては苛酷な負担ではないかとおもうのです
もちろん、命より大事な物はありません
命あっての物種ということばはまさにその通り
なので、現在の状況をそのような危険な状況だと判断して
行動を自粛する皆さんを否定するつもりはありません
高齢者や持病をお持ちの方がご家庭内にいらっしゃる場合は
なおさらです
また、社会的な各種圧力が存在すること、
それぞれの置かれている立場によって、
それを無視するわけにはいかないことも重々理解しているつもりです

その上で、てらこやは
たとえ一時でもこどもたちが明るく平和に前向きに
こどもである時間を楽しめる場所
親御さん達が気楽に世間話をできる場所
として開けておこうと決心しました
「日常通りの空間」
これがこどもたちや親御さん達の心の支えになることを祈って
います

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