4月の壁から5月病へ 春の乱 新学年への対応〜その2〜
2016年04月27日 [Default]
5月病への巻きです
さあて、波乱の4月をなんとか過ごした新入生は長いゴールデンウィークで
いったんプレッシャーのかかる環境から解放されたこどもたち。
おうちでのんびり甘えて、心身ともにリフレッシュして元気になって
さあ!5月!となってくれれば良いのですが・・・・・
なかにはそうではない子が必ずいます。
プレッシャーのかかる環境に戻ることがおっくうになってしまう子がいるのです。
これが有名な「5月病!!」
これもまたまた大人にもあることですよね。
こどもにはナイショだけど 笑笑
でも、こどもだって、これをストレートにはぜーっつたい言いません。
そんなこと言ったって、ママが心配するし、なんなら叱られるかも・・・・・
どっちにしたって自分の「行きたくない!」っていう要求はとおるはずナイ。
そしてプライドだって傷つくし。
そこで小さな心と頭を必死で使って考えるのです。
ママの顔色だって必死で見ています。
そこでどうするか?!
ママが食いついてくれそうな「いいわけ」をつくります。
どんな言い訳になるかは、普段ママが食いついている事によって違います 笑笑
わかりやすい例でいえば、お母さんの口の端にのぼっている少し乱暴者のやんちゃぼうずと
もめたとか
お母さんがイマイチだと思っている先生に無視されたとか
要するに、その人のせいにしちゃうことで、自分に矛先が向かない相手を使って
いいわけをつくるのです。
こんなときにお子さんが言ってくることは、まるっきりウソなわけではありません。
ただし、大げさ(お母さんの食いつき度合いに比例)
前後の入れ替え
前提の省略
相手の差し替え
などなどがあります。
トータルすれば、客観的事実とはかなり様相が違う、センセーショナル笑笑な報告になります。
ここで親ができることは!!大ありなのです。
まずお話を心をこめて聴いてあげてください。
そして客観的事実はどうあれ、
こどもの心と目から見た真実として受け容れてあげてください。
「そう、たいへんだったね。しんどかったね」って。
ただし、ここでぜーっつたい避けたいのが、
@こどものいうことを客観的事実としてうのみにすること
なんなら、お母さん自身が受け容れやすい方向に誘導してしまうこと
こどもの話はお母さんの声色ひとつ、表情ひとつ、質問ひとつで
簡単に誘導されてしまいます
Aこどもが傷つけられたことを、自分の不安・怒りにして感情的になってしまうこと
お母さんなら、わが子が傷ついたり、不安になったりしたら、
わが身のこととして不安になったり傷ついたり怒りを感じたりするのは当然です。
それ自体が悪いわけではありません。
そもそも、感情自体には「良い悪い」はありません。
ただ、やってはいけないことは、自分の感情に振り回されて、
それを行動化してしまうことです。
「こどものため」といって暴走するのは、STOP!!です。
お子さんの問題と、自分の感情ときちんと分けましょう。
これで冷静になれます。
トラブルそのものについては、冷静に客観的事実を確認し
(感情的になったり、決めつけたりしないで、先生や周囲から話をきく
ケガなどの緊急性を要する深刻な事実がないかを淡々とたしかめる)
そして、よっぽどの証拠や、緊急性がない限り、焦って介入しないこと
それよりも、まずは、お母さんとお子さんの二人の課題として
しっかりお子さんに向き合って、
お子さんの心を安心させて、励ましてあげてください。
ママの力は絶大です!!
ママの「だいじょうぶだよ」というメッセージは100万力です!!
お母さん自身のそのころを振り返って(本当に想いだしてみてくださいネ)
「ママにもそんなことあったなあ。ママもしんどかったよー。」
「ママも先生もそばにいるからね。だいじょうぶ!」って
ギューって抱っこして、
どんと送り出してください。
お母さん自身が動揺しないこと、
お子さんが新たに立ち向かっている環境を安易に否定せずに、
お子さん自身がその環境を受け容れやすいように手助けしてあげることです。
お母さん自身が、わが子に降りかかるいろんな出来事を
すべてコントロールすることは不可能です。
でも、お子さんがその出来事をどんな経験として意味づけるかは、
お子さんの年齢が小さいほど、お母さんにかかっています。
お母さん自身が否定している環境は、小さいお子さんにとっては、
敵陣にひとりで放り出されているように感じてしまうものなのです。
そうすると、ますますお子さんは不安になってしまいます。
お子さんが不安になることで、お母さん自身もますます不安になって
どんどん焦って・・・・・
ここで冷静さを欠いて行動してしまうと、
必ずお子さんも、お母さんも傷つく体験になってしまいます。
お子さんの話に登場した相手のお子さんや、先生に、
話し合いではなく、
一方的にクレームをつけちゃうとか・・・・・
周りのおかあさんに固有名詞付きで話を吹聴しちゃうとか・・・・・
なんなら、突然辞めちゃうとか・・・・・
事がどんどん大きくなって、
抜き差しならない状態になってしまいます。
こどもの出来事に、ひとたび大人が介入してしまうと、
後に退けないことになってしまうのです。
それは必ずしも本当におこさんのためになる結果ではないことも
そして、おこさんにとってもお母さんにとっても
ハッピーエンドではない体験になってしまいます。
一方で、前向きに親子で力を合わせて壁を乗り越えることができたら
お子さん自身の成功体験になるのと同時に、
お母さんへの信頼、親子のきずなをつくります。
しばらくたてば「あんなこともあったよねえ」って親子で笑いあえる日が来ます。
その時には、お母さんもお子さんもひとまわり、強く、優しくなっています。
この時期に、そういう経験をしておくことはとてもとても大切です。
お子さんが小さいうちは、
良くも悪くもすべてがお母さんの意のままな部分が大きいですが、
やがて中学生、高校生になってくると、
お子さん自身の自我も育ってきますし、
何かトラブルがあっても、
お母さんが介入して簡単に片づけられない問題になってきます。
たとえば、いじめや不登校、成績不振・・・・・
そういった問題が起きた時、
お母さんが自分の気持ちに寄り添うより、
外部を変えようと暴走する
ものすごく動揺する
自分の気持ちをきちんときいてくれない
そんな体験を重ねてきていたら、
お子さんは、お母さんを信じて、
SOSをお母さんに出せるでしょうか?
難しい問題が起きた時、
必ずしも大正解はないことも多いです。
だけど、お母さんは自分にちゃんと寄り添ってくれる、
物事を冷静に見極めて行動してくれる
その信頼感、親子のきずなが、最大の力だと思います
そんな体験のお手伝いができるように
私自身もまだまだ修行中の身ですが、
みなさんと泣き笑いしながら、一緒に歩いていきたいと思っています。
ちょっと話すだけで楽になれることもあります。
ごちゃごちゃしていた頭と心が整理されることもあります。
いつでもお気軽に声をかけてくださいネ
いっしょに、心も身体もいい汗かきましょう!!
さあて、波乱の4月をなんとか過ごした新入生は長いゴールデンウィークで
いったんプレッシャーのかかる環境から解放されたこどもたち。
おうちでのんびり甘えて、心身ともにリフレッシュして元気になって
さあ!5月!となってくれれば良いのですが・・・・・
なかにはそうではない子が必ずいます。
プレッシャーのかかる環境に戻ることがおっくうになってしまう子がいるのです。
これが有名な「5月病!!」
これもまたまた大人にもあることですよね。
こどもにはナイショだけど 笑笑
でも、こどもだって、これをストレートにはぜーっつたい言いません。
そんなこと言ったって、ママが心配するし、なんなら叱られるかも・・・・・
どっちにしたって自分の「行きたくない!」っていう要求はとおるはずナイ。
そしてプライドだって傷つくし。
そこで小さな心と頭を必死で使って考えるのです。
ママの顔色だって必死で見ています。
そこでどうするか?!
ママが食いついてくれそうな「いいわけ」をつくります。
どんな言い訳になるかは、普段ママが食いついている事によって違います 笑笑
わかりやすい例でいえば、お母さんの口の端にのぼっている少し乱暴者のやんちゃぼうずと
もめたとか
お母さんがイマイチだと思っている先生に無視されたとか
要するに、その人のせいにしちゃうことで、自分に矛先が向かない相手を使って
いいわけをつくるのです。
こんなときにお子さんが言ってくることは、まるっきりウソなわけではありません。
ただし、大げさ(お母さんの食いつき度合いに比例)
前後の入れ替え
前提の省略
相手の差し替え
などなどがあります。
トータルすれば、客観的事実とはかなり様相が違う、センセーショナル笑笑な報告になります。
ここで親ができることは!!大ありなのです。
まずお話を心をこめて聴いてあげてください。
そして客観的事実はどうあれ、
こどもの心と目から見た真実として受け容れてあげてください。
「そう、たいへんだったね。しんどかったね」って。
ただし、ここでぜーっつたい避けたいのが、
@こどものいうことを客観的事実としてうのみにすること
なんなら、お母さん自身が受け容れやすい方向に誘導してしまうこと
こどもの話はお母さんの声色ひとつ、表情ひとつ、質問ひとつで
簡単に誘導されてしまいます
Aこどもが傷つけられたことを、自分の不安・怒りにして感情的になってしまうこと
お母さんなら、わが子が傷ついたり、不安になったりしたら、
わが身のこととして不安になったり傷ついたり怒りを感じたりするのは当然です。
それ自体が悪いわけではありません。
そもそも、感情自体には「良い悪い」はありません。
ただ、やってはいけないことは、自分の感情に振り回されて、
それを行動化してしまうことです。
「こどものため」といって暴走するのは、STOP!!です。
お子さんの問題と、自分の感情ときちんと分けましょう。
これで冷静になれます。
トラブルそのものについては、冷静に客観的事実を確認し
(感情的になったり、決めつけたりしないで、先生や周囲から話をきく
ケガなどの緊急性を要する深刻な事実がないかを淡々とたしかめる)
そして、よっぽどの証拠や、緊急性がない限り、焦って介入しないこと
それよりも、まずは、お母さんとお子さんの二人の課題として
しっかりお子さんに向き合って、
お子さんの心を安心させて、励ましてあげてください。
ママの力は絶大です!!
ママの「だいじょうぶだよ」というメッセージは100万力です!!
お母さん自身のそのころを振り返って(本当に想いだしてみてくださいネ)
「ママにもそんなことあったなあ。ママもしんどかったよー。」
「ママも先生もそばにいるからね。だいじょうぶ!」って
ギューって抱っこして、
どんと送り出してください。
お母さん自身が動揺しないこと、
お子さんが新たに立ち向かっている環境を安易に否定せずに、
お子さん自身がその環境を受け容れやすいように手助けしてあげることです。
お母さん自身が、わが子に降りかかるいろんな出来事を
すべてコントロールすることは不可能です。
でも、お子さんがその出来事をどんな経験として意味づけるかは、
お子さんの年齢が小さいほど、お母さんにかかっています。
お母さん自身が否定している環境は、小さいお子さんにとっては、
敵陣にひとりで放り出されているように感じてしまうものなのです。
そうすると、ますますお子さんは不安になってしまいます。
お子さんが不安になることで、お母さん自身もますます不安になって
どんどん焦って・・・・・
ここで冷静さを欠いて行動してしまうと、
必ずお子さんも、お母さんも傷つく体験になってしまいます。
お子さんの話に登場した相手のお子さんや、先生に、
話し合いではなく、
一方的にクレームをつけちゃうとか・・・・・
周りのおかあさんに固有名詞付きで話を吹聴しちゃうとか・・・・・
なんなら、突然辞めちゃうとか・・・・・
事がどんどん大きくなって、
抜き差しならない状態になってしまいます。
こどもの出来事に、ひとたび大人が介入してしまうと、
後に退けないことになってしまうのです。
それは必ずしも本当におこさんのためになる結果ではないことも
そして、おこさんにとってもお母さんにとっても
ハッピーエンドではない体験になってしまいます。
一方で、前向きに親子で力を合わせて壁を乗り越えることができたら
お子さん自身の成功体験になるのと同時に、
お母さんへの信頼、親子のきずなをつくります。
しばらくたてば「あんなこともあったよねえ」って親子で笑いあえる日が来ます。
その時には、お母さんもお子さんもひとまわり、強く、優しくなっています。
この時期に、そういう経験をしておくことはとてもとても大切です。
お子さんが小さいうちは、
良くも悪くもすべてがお母さんの意のままな部分が大きいですが、
やがて中学生、高校生になってくると、
お子さん自身の自我も育ってきますし、
何かトラブルがあっても、
お母さんが介入して簡単に片づけられない問題になってきます。
たとえば、いじめや不登校、成績不振・・・・・
そういった問題が起きた時、
お母さんが自分の気持ちに寄り添うより、
外部を変えようと暴走する
ものすごく動揺する
自分の気持ちをきちんときいてくれない
そんな体験を重ねてきていたら、
お子さんは、お母さんを信じて、
SOSをお母さんに出せるでしょうか?
難しい問題が起きた時、
必ずしも大正解はないことも多いです。
だけど、お母さんは自分にちゃんと寄り添ってくれる、
物事を冷静に見極めて行動してくれる
その信頼感、親子のきずなが、最大の力だと思います
そんな体験のお手伝いができるように
私自身もまだまだ修行中の身ですが、
みなさんと泣き笑いしながら、一緒に歩いていきたいと思っています。
ちょっと話すだけで楽になれることもあります。
ごちゃごちゃしていた頭と心が整理されることもあります。
いつでもお気軽に声をかけてくださいネ
いっしょに、心も身体もいい汗かきましょう!!