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4月の壁から5月病へ 春の乱 新学年への対応〜その1〜
2016年04月26日 [Default]
今年の桜は雨風に吹き飛ばされ、ゆっくり楽しむ間もなく
気が付けば新緑がまぶしく、晴れた日には初夏を感じるぐらいになってきましたね。

もうすぐ5月。ゴールデンウィークですね。

てらこやでは、4月から新しく入会してくださったお子さんも多く、
また、幼稚園クラスから小学生クラスに進級して
初めてのバーレッスンに取り組み始めたお子さんもたくさん!

ここでちょっとした春の乱 笑笑


初めてのバーレッスンは、かなりゆっくり進めていくのですが、
なぜか突然泣き出してしまう子がちらほら・・・・・

最初は「おなかが痛いのかな?」「トイレを言い出せないのかな?」と心配し、
声をかけてみますが、どうやらそうではないご様子。

どの子も、どちらかといえばしっかり者のお子さんで、
先生の目から見れば、じゅうぶんついてこられそうな優等生です。


そこでハタと思い当たったことが。


「優等生」だからなんですね。

まじめで、がんばりやさんで、しっかり者で・・・・・

今までいた幼稚園クラスでは、年長さんで「しっかり者のおねえさん」の立場だったのですね。

小さいなりに、プライドもあるのだと思います。


それが「できない!わからない!」という壁にぶつかったのです。
先生からみれば全然そんなことはないんですけどネ。


本人にとっては、プライドが傷ついて、パニック!!


まじめでしっかり者だからこそ、パニックになるのですね。


これはきっと、学校での新1年生、幼稚園の新入園児学級でも同じことなのだと思います。


ひとつ違うことは、学校や幼稚園では、クラス全員が新入生だということです。


でも、てらこやでは、自分より「できる風」の子がいる!!
(これもあくまでも本人目線ですヨ)

そんな気持ちの時ほど、周りの子がみんなできるように思えるのですネ。


うんうん、わかりますよネ


少し落ち着けば、そんなことはないことがわかるんですけどネ。


そんなときは、先生のちょっとした一言も、すべてが「できない!」ことを指摘されているように
きこえるのですね。


そんなこどもたちをみて、「負けるな!がんばれ!がんばれ!」と愛おしくなります。


でもネ。先生は「腫れ物にさわる」ようには扱いませんヨ
「だいじょうぶ」だってわかってるからね。


そんな優等生のパニックをみて、周りの「のんびりやさん」「あまえたさん」
タイプの子たちはどうするか・・・・笑笑


少し言葉は悪いですが「便乗」します。


「のんびりやさん」「あまえたさん」だって
新しい環境には少なからずプレッシャーを感じていて、
「あまえたい!」モードが全開のハズですから 笑笑


しっかり者の優等生がパニックになって泣きじゃくっている様子をみたら、
「わたしもあまえたーい!!」ってなるんですね。


これって、こどもだけじゃないですよネ。
大人ににもあることです。


こどもにはナイショですけどネ。


最近話題に上っている、小学校1年生の学級崩壊なんかも、
こんなメカニズムで起こってるのでは?
とふと思いました。


そんなこんな4月を過ごして、ゴールデンウィークがやってくる!!

プレッシャーを感じていた環境からいったん解放されるわけです。

さて、その続きは・・・・・

5月病への巻きにつづきます。



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