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母子分離−ママから離れてわたしデビュー
2015年10月27日 [Default]
しばらくブログの更新をさぼっているうちに、すっかり秋も深まってきましたね。

バレエてらこやでは、ありがたいことに秋シーズンも、
新しくバレエをはじめてみたいという生徒さんの体験レッスンが続いています。

今月、3歳さんの新しいお友達がご入会。

保育園でママから離れた経験はあるけれど、習い事は初体験!


最初のレッスンのときは、ママから離れた後も、「ママ〜」と泣きべそ。


年少さんや、お子さんによっては年中さんになっても、これはめずらしくないこと。


そういうお子さんは、だっこしたり、手をつないだり・・・・・


とにかく先生のそばにいてもらいます。


初回は、だっこも、手をつなぐのも「ママじゃなきゃいや!!」

そりゃあそうですよね。


でもね、2回目のレッスンになると、自分から「だっこして」って近づいてきてくれるように。


「先生は、安心していいひとだ」と少し思ってくれたみたい。


お膝の上にのっていっしょに柔軟したり、音を変えにCDプレーヤーにいくときもずっとついてきます。


そして、3回目になると、お迎えにママが来ると、にっこり笑って「さようなら」

すごいです!!

週に1回ずつ、たった3回目なのに、1回1回確実に成長しています。


わたしはこうやって、小さなお子さんが初めて知り合う見知らぬ人との

「未知との遭遇」のプロセスを体験するのが大好きです。



そしてもうひとつ。

こうやって入ってくる新しい小さなお友達。
そしてその小さなお友達に手をとられている先生を見守るまわりの生徒さんたち。

まるで小さな妹を見守るように、やさしい目、やさしい態度で接してくれます。

小さなお子さんにとって、先生をとられるのは必ずしも寛大ではいられない心境だと思うのですが、

小さいなりに、この子は守ってあげなきゃという想い、
そして、先生は大変そうだなという思いやりも確実にあるのです。



今は、少子化で、ひとっり子さんも多いです。

一昔前なら、兄弟姉妹がいて、家で体験することのできたシチュエーションだと思います。


バレエてらこやでは、お子さん同士に、こういった兄弟姉妹体験をしてもらうことも
大切にしていきたいと考えています。


学校や幼稚園は、学年が変わったり、卒業したりすることでお別れしますが、


バレエのお友達は、小さい時から始めれば、ずーっつと長いお付き合いになります。

私自身、3歳からバレエを始めたので、そのころから、大人になった今でも
ずっとお付き合いのある友達がいます。


こういう経験をすることで、人生は変化しながら続いていくもの・・・それを身をもって経験することができるような気がします。


バレエを入り口に、人生の時間を共有したい、それがバレエてらこやの想いです。


秋の体験レッスン、お気軽にいらしてくださいね。



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