2017年05月12日 [Default]
頭の体操〜マリオネット
ゴールデンウィークも終わり
いよいよ初夏な感じがしてきました
てらこやでは、この春のクラス替えで進級した子も
新入生も少し落ち着き
クラスになじみ始めてきてくれています
少し年上のお姉さんたちに頑張って追いつこうと
新しく習う動きを必死に自分のものにしようと
頑張ってくれる子も・・・・・
一方で、少しできないと
「できない」「わからない」という言葉を口にしてしまい
頭と気持ちがシャットダウンしてしまう子も
「できない」のも「わからない」のも
それは全然かまわないのです
「できない」ことはできるようになればいいし
「わからない」のはわかるようになればよいのです
そのためにレッスンに来ているのですから
できなくてもわからなくても
必死についていく子と
シャットダウンしてしまう子
どこに違いがあるのでしょう
てらこやで子供たちを見ていく中で
いくつか気づいたことがあります
必死についていく子は
自分の外から入ってくる情報にも
自分の体についての情報にも敏感です
たくさん見て聴いて感じています
一方でシャットダウンしてしまう子は
「できない」「わからない」だけにフォーカスして
周りのことも自分のことも見えていないし聴いていません
バレエに限らず、新しいことを学んでいくには
外から取り入れた情報を自分の身体を使って
実践して、
自分の身体からあがってくる情報を感じとって
という作業の連続です
これを活発にすればするほど
物事の上達は速くなりますし
なにより楽しくなります(*^_^*)
さて
どうやって子供たちの回路を開いたものか・・・・
このゴールデンウィークを使って
「マリオネットトレーニング」と称される
身体を使った頭の体操を勉強しにいってきました
どんなものかを簡単に説明すると
右手と左手
足と手
顔と足など
全身のパーツをばらばらに
うごかしてみるエクササイズです
ひとつひとつの動きは単純でそう難しくない動きなのですが
ばらばらに同時にしようとすると難しい
でもやってるうちにできるようになっていく
そんな動きです
この動き自体に筋力アップや瞬発力アップのような
具体的な効能があるわけではありません
できそうでできないことをやるために
頭と身体を総動員して
情報のやりとりを活発に行うことに意義があるのです
いくつかの動きを教えてもらいつつ
気が付いたことは
これって、私たちが子供の頃には
子供同士の遊びのなかで
けっこうやったよね
ということです
もちろん遊びなので
できなかったらどうということはありませんが
子供同士の遊びの中では
自然に夢中になって
できるようになりたいとがんばってしまうので
そうしている間にできるようになるのです
先生や親が介入して
評価したり、成績をつけたりしないからこそ
夢中になる部分もあったかも
今の子供たちには
こういった一見むだな
自由な遊び時間が少ないのかも・・・
と思います
安全面もあって
大人の目の届かないところで
こどもたち同士で遊ぶ機会、時間が不足しています
大人が介入すると
必ず直接的な成果、目に見える結果を求めてしまいがち
無駄なことに自発的に夢中になって
頭と身体と心をいっっぱい使う時間には
なりにくい
その結果
筋力や柔軟性、持久力といった基本的な身体能力が低く
できないことを
自分で工夫しながらやってみようという心の体力も弱っている気がします
塾や習い事で忙しい今のこどもたち
レッスンの中で楽しみながら
「できるようになる!」を味わってもらうために
いろいろネタを考え中です
でも、このエクササイズ
老体にはなかなか厳しかったりも(p_-)
先生の代わりにみんなの尊敬を集める
強者が登場することを祈りつつ
みんなで楽しんでみようと思っいます(^_-)
いよいよ初夏な感じがしてきました
てらこやでは、この春のクラス替えで進級した子も
新入生も少し落ち着き
クラスになじみ始めてきてくれています
少し年上のお姉さんたちに頑張って追いつこうと
新しく習う動きを必死に自分のものにしようと
頑張ってくれる子も・・・・・
一方で、少しできないと
「できない」「わからない」という言葉を口にしてしまい
頭と気持ちがシャットダウンしてしまう子も
「できない」のも「わからない」のも
それは全然かまわないのです
「できない」ことはできるようになればいいし
「わからない」のはわかるようになればよいのです
そのためにレッスンに来ているのですから
できなくてもわからなくても
必死についていく子と
シャットダウンしてしまう子
どこに違いがあるのでしょう
てらこやで子供たちを見ていく中で
いくつか気づいたことがあります
必死についていく子は
自分の外から入ってくる情報にも
自分の体についての情報にも敏感です
たくさん見て聴いて感じています
一方でシャットダウンしてしまう子は
「できない」「わからない」だけにフォーカスして
周りのことも自分のことも見えていないし聴いていません
バレエに限らず、新しいことを学んでいくには
外から取り入れた情報を自分の身体を使って
実践して、
自分の身体からあがってくる情報を感じとって
という作業の連続です
これを活発にすればするほど
物事の上達は速くなりますし
なにより楽しくなります(*^_^*)
さて
どうやって子供たちの回路を開いたものか・・・・
このゴールデンウィークを使って
「マリオネットトレーニング」と称される
身体を使った頭の体操を勉強しにいってきました
どんなものかを簡単に説明すると
右手と左手
足と手
顔と足など
全身のパーツをばらばらに
うごかしてみるエクササイズです
ひとつひとつの動きは単純でそう難しくない動きなのですが
ばらばらに同時にしようとすると難しい
でもやってるうちにできるようになっていく
そんな動きです
この動き自体に筋力アップや瞬発力アップのような
具体的な効能があるわけではありません
できそうでできないことをやるために
頭と身体を総動員して
情報のやりとりを活発に行うことに意義があるのです
いくつかの動きを教えてもらいつつ
気が付いたことは
これって、私たちが子供の頃には
子供同士の遊びのなかで
けっこうやったよね
ということです
もちろん遊びなので
できなかったらどうということはありませんが
子供同士の遊びの中では
自然に夢中になって
できるようになりたいとがんばってしまうので
そうしている間にできるようになるのです
先生や親が介入して
評価したり、成績をつけたりしないからこそ
夢中になる部分もあったかも
今の子供たちには
こういった一見むだな
自由な遊び時間が少ないのかも・・・
と思います
安全面もあって
大人の目の届かないところで
こどもたち同士で遊ぶ機会、時間が不足しています
大人が介入すると
必ず直接的な成果、目に見える結果を求めてしまいがち
無駄なことに自発的に夢中になって
頭と身体と心をいっっぱい使う時間には
なりにくい
その結果
筋力や柔軟性、持久力といった基本的な身体能力が低く
できないことを
自分で工夫しながらやってみようという心の体力も弱っている気がします
塾や習い事で忙しい今のこどもたち
レッスンの中で楽しみながら
「できるようになる!」を味わってもらうために
いろいろネタを考え中です
でも、このエクササイズ
老体にはなかなか厳しかったりも(p_-)
先生の代わりにみんなの尊敬を集める
強者が登場することを祈りつつ
みんなで楽しんでみようと思っいます(^_-)